極限状況で垣間見れるテレビ局の首都圏至上主義

2011年4月11日

今しがた池上彰氏の東日本大震災の特番をテレビから聞いていたら、
いちコーナーの見出しのナレーションが耳に入る。

大きな声で、大袈裟なナレーションだ。

「首都圏では、今なおある商品が品薄状態に!…」

ナレーションに続いて、
ヨーグルトや牛乳、納豆、ガソリンの品薄の理由が解説される。

東日本大震災後、結構取り上げられている話題です。

解せないのは「品薄状態」をテレビ局が取り上げる際、
「首都圏では…」という枕詞が結構な頻度で付くこと。
今回の池上氏の番組が初めてではない。
今までに何度も「首都圏では…」という表現を耳にしています。

品薄状態は、何も首都圏に限ったことではない。

さほど直接的な被害のないここ山形県鶴岡市でもほぼ同様に品薄状態だ。

今ではだいぶ解消されつつありますが、
食料の品薄は日常生活に関わる結構大きな問題な訳で、
軽々しく「首都圏では…」などと限定されると、
「何ィ!」と感じずにはいられない。

ヨーグルトなんて東日本大震災後、一度も飲んでいない。
ちなみにヨーグルトは大好きで、それまではほぼ毎日摂っていました。
(他にも言いたいことは山ほどあるが、それはいつかにしましょう。)


なぜ、「首都圏では…」という誤った枕詞を付けるのか?

同様に今回の震災関連の報道番組では、
東日本大震災が世界各国でどのように取り上げられているかの特集を組み、
きちんと報道していない外国に対しては、
批判的な口調で取り上げていたりする。

「首都圏では…」などといい加減な表現を使って報道をしている日本のテレビ局が言えたことだろうか。いささか疑念を抱く。

ちなみに「首都圏では…」を「首都圏でも…」とすれば、
何ら問題はないというのにです。

人間の本性は極限状況にその本質が現れると言われます。
その意味では、震災という極限状況で、
日本のテレビ局の本質が現れてしまったのでしょう。

実は、いかに首都圏至上主義であるかというその本質が、です。


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