真相報道バンキシャ!におけるタバコ税増税に関する河上和雄の発言について

2010年1月13日

日本テレビの「真相報道バンキシャ!」はほとんど見ることのない番組だが、たまたま目にしたタバコ税の増税に関する議論には唖然とした。こんな人間がテレビでレギュラーを持ち、偉そうに発言している日本の放送界が正直心配になります。

少し前の話題(2009年11月8日放送)になりますが、取り上げてみようと思います。

この番組のご意見番とやらでレギュラー出演している(らしい)河上和雄(日本テレビ客員解説員)がタバコ税の増税に関して述べたの2つの発言は次の通りです。

  1. タバコ税を増税すると、タバコを吸う人の数が少なくなり、健康で長生きする人が増加し、年金をもらう人が増えるため、かえって国の財政が苦しくなるから増税はよくない。

  2. タバコを吸っていても健康で長生きな人は沢山いる。だから、タバコを吸ってもなんら問題はない。

あまりにも馬鹿馬鹿しい発言なので、いちいち自分が解説する必要はないかもしれませんが...

1の発言については、あたかも健康で長生きすることがいけないことのように聞こえます。年齢が増えれば、それなりに病が増えるのは避けられないことです。その病すら否定するのはいかがなものでしょうか。

2の発言については、もしこの論拠を妥当だとすれば、「酒飲み運転でも事故を起こさない人は沢山いる。だから、飲酒運転してもなんら問題ない。」と言えます。別にタバコでなくとも、覚醒剤にも当てはまるでしょうし、例外的なことを取り上げ認めることで、その事象を肯定できるのであれば、極端な話、世の中のほとんど全ての悪いとされることを肯定できるようになりますね。

河上和雄は法学者・弁護士(彼についての詳細はウィキペディアでご覧ください)であるというのに、そもそも1と2の発言自体が矛盾しています。1でタバコの害を認め、2ではタバコの害を否定しているわけですから。

そうそうたる学歴や経歴をもつ人間が、必ずしもまともな人間ではないということをまざまざと見せつけるひとつの例として、今でも自分の頭の中の記憶として離れません。


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